福祉講座にてかごサポの紹介をいたしました

2月10日にきいれセントラルクリニックで実施された、第4回 無料福祉講座へ参加し、かごサポのご紹介をさせていただきました。約30名の方が参加されていました。
今回は、講義とともに測定会も実施されご自身の体成分と歩行年齢の測定をされていました。

講義は、近年社会問題となっている「老々介護」についてのお話でした。

老々介護とは、65歳以上の高齢夫婦同士の介護をしあう状態や65歳以上の子どもが90歳の親を介護することです。介護はプロが行う場合でも、身体的負担は大きいものです。介護者が高齢の場合となると、体の自由が利かなく、高齢の介護者にとっては、とても大変です。高齢者が高齢者を介護している場合、共倒れ状態に陥りやすくなります。相談できる人が近くにいない・誰にすればいいのか分からないという事が大きな問題とされています。その対策として家族（子供や親せき）同じ境遇の人たち、専門家（市役所の担当課やケアマネジャーなど）と話すことが大切になってきます。そうすることで、今まで誰にも打ち明けることができない悩みを口に出し心が軽くなるのはもちろん、特別障害者手当や・重度心身障害者医療費助成制度、介護手当や一人暮らしや寝たきり高齢者へのサービスなどについて知ることができます。

後半は、体成分と歩行年齢の測定会をしました。

体の成分は、InBodyという機器により、栄養評価や肥満指標、筋肉量の測定をし、今後の、食生活や運動の取り入れ方の参考になる内容でした。
歩行年齢はNEC歩行姿勢測定システムで測定しました。3Dセンサに向かって歩くだけで、適度な速さやふらつき、姿勢など測定します。測定結果は性別や年齢に応じた基準で点数化します。

測定された方からは「測定で数値として自分の筋肉量が分かったので、これから運動の機会を増やしたいと思った。」「測定の結果をもとに、友人とお話ができたり楽しい時間だった。」などの感想をいただきました。

かごサポとしても、今回ご参加いただいた方々がいざ介護施設を探すときにサポートをしていくため、医療依存度やご家族様の状況、経済面に合わせ施設を提案していきたいと思います。